1対1で話す文化
私が勤めている会社には、1 on 1 という制度がある。それは、制度とというより文化なので、1 on 1 という文化がある、と言いたい。
そもそも、1 on 1とはなにか?
1on1は、ティーチング・コーチング・フィードバックの3つの要素を使い分けた個人の能力を引き出すためのアプローチです。
簡単に言うと、自分が経験した仕事で「なんとなくうまくいった」「失敗した」ものについて、上司が「そこから何を学んだのか」を引き出すことが目的です。
参照
1 on 1 は仕事中にやるからいい
1 on 1 がいいのは、業務中に15分でも30分でもできることだと思います。
仕事で行き詰まっていたり、複数の案件で悩んでいるときに「ちょっといいですか? 1 on 1 してもらえませんか?」と声を掛けられる。
なんどもこれで救われた。
制度にしないとできないのか?
よく考えると、1 on 1 という制度がなくても、前職の上司とは 1 on 1 をしていた。
セブン-イレブンまでコーヒーを買いに行く5分、お弁当を買いに行く時の10分、夕焼けがきれいでなんとなく手が止まる15分のおしゃべり。
業務についてばかりでなく、業界の未来や日々の組織の問題などについて話し合った。
今日、
数日悩んでいることを、1 on 1 の時間を10分いただいて、考えていることを聴いてもらった。相手は、2つ以上役職が上の方だ。
約2年もの対話を続けてきたおかげか、思った以上に受け入れてもらい、想像以上にすっきりした。
働くことと信頼関係
働く、というのは思ったより単純かもしれない。
お世話になった人に喜んでほしい。
サービスを提供する人に楽しんだり、興奮したりしてほしい。
それを提供する上で、仲間と価値観や考え方、方向性を共有しているだけ、自分自身がハッピーになり、よりよいアウトプットが出せる。
信頼関係があるから、1 on 1 が成立するし、1 on 1 が成立するから信頼関係が強まる。良いループが生まれる。
今日はそれを実感することができた。
日々、仕事で忙しいかも知れないが
週1回、いや月1回でいいので、同僚や上司、部下と1対1で話す時間を取ることをおすすめします。
コーヒーを買いに誘うでも、会議室をおさえて話すでもよい。
時間を共有することで、ポジティブなことが生まれると思います。
ちゃお。