「仕事に、モチベーションなんて考えを持ち込むから、アウトプットがばらつくんだよ」
前職でお世話になった先輩が言ってました。社会人2年目の僕は、毎日仕事に行くのが楽しみでしょうがなく、こっそり土日も出勤するようなタイプでした。
きっかけや見返りがなくても、やる気満々で仕事していたのを今でも覚えています。
先輩の言葉の意味がわかりませんでした。
だれかがやらなきゃいけない
時は経ち、もっと大きな仕事がしたい!という思いから転職しました。
自分のスキルがあがって、バシバシみんなをひっぱって、プロジェクトを回すんだ!と粋がっていました。
スキルと経験があがり、任されるのは、組織として果たすべき仕事でした。それは、誰かがやらなければならない仕事です。そして、上司はそれを遂行できる人に仕事を振ってくれます。
決して楽しい仕事ばかりではない
筋トレと同じく、苦しい道が続くこともある。みんなから頼られているがゆえに、仕事がある。
先輩は正しかった
前職の先輩は、みんなから頼られ、きちんとミッションをコンプリートしていたんだと今ならわかる。
そして、組織としてやるべき仕事に、モチベーションなんていらないのかもしれない。
モチベーションはいらないが、夢は必要
忘れてはいけないのは、自分のミッションやビジョン、夢である。
組織のため、みんなのために働くからといって、自分自身を捨てていいわけではない。
むしろ、夢があるほうが人はついてくるし、信頼も高まる。
すると、やっぱり自分の夢がかなえられる舞台で、仕事をしていくのが良い、というのが結論になるが、まあ回り道から見えてくるものもあるので、夢の過程を楽しむのもありだとは思う。
そんなことを思いました。
ちゃお。