オンラインで修士号を取得した人のブログ How I got MPH

仕事をしながら修士号を取得したことをまとめたブログです。2015年8月にUniversity of Liverpool Master of Public Health course に合格。2018年12月に卒業。

やりたいことが固まってきた という話:病院運営のwikipedia

以前、こんな投稿をしました

将来やりたいのはこんなことかなーと、半年前は考えていました。

公衆衛生における、健康促進、自殺、糖尿病、がん検診などの分野において、それらの活動や提供物を創造・伝達・交換するために、よりよい提案や改善活動、プロジェクトの立ち上げ・クロージングをやっていくという目標ができました。

 

もう少しフラットでスケールすることをしたい

前回のポストをしたあと「なんか違う・・・」と心に引っかかるものがありました。そんな中、私の尊敬するMIT Media Lab所長の伊藤穰一氏のこんな投稿を見つけました。

https://jods.mitpress.mit.edu/pub/designandscience

こちらは、PubPubというプラットホームで発信されている文章です。

4つの視点を考慮して作られたプラットホームでして、

  • 読み手:読む、共有する、過去の更新状況もわかる。
  • 書き手:タダで、即座に出版できる。バージョン管理できる。
  • 校閲者:ログインすれば誰でもコメント、校閲ができる。
  • 編集者:だれでも、ジャーナルをつくることができる。

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(参照:Design and Science · PubPub

 

このプラットフォームを使って、知見を広めたい

私は、初めてのキャリアが病院運営だったので、やっぱり病院運営に携わりたいと思っています。

加えて、オンライン大学院で、アフリカやカリブのクラスメイトと話す度に、日本の医療制度の良い部分を世界に広めたいという想いが湧きます。 

pubpub.orgをうまく使って、各地域、各病院でうまく行った運用の成功事例、システムの導入事例、機器の買い替えの注意点などを日本だけでなく世界にシェアするように促せる団体を作りたいと思うようになりました。

つまり、病院運営に関するwikipediaが作れるんじゃないか?ということです。

 

プラットフォームと同時にリアルな交流も

ちょっと話はそれますが、妻がつい先日、社会派ブロガーのちきりん氏のイベントに参加したときの話をしてくれました。

なにか課題に対して、100人以上の人が集まってアイデアを出しあうワークショップだったようです。複数人で話し合う形式は、現場で起こっている問題を解決するにはとても大切です。オンラインの情報蓄積を組み合わせながら、ワークショップも開催すれば日本の病院運営ももっとよくできる!と感じました。

 

一応、大学院が終わるまでは、、、

大学院で勉強し、世界の情報に触れれば触れるほど、良いアイデアが出てきます。大学院の修士が終わるまではインプットの時期と決めているので、しっかりとやりきろうと思います。

ただ、アイデアを脳みそに眠らせていては腐っていくこともあるかもしれないので、こうやってブログに書き留めて置こうと思います。

今後もなにか思いついたら、書いてみます。

ちゃお。