University of Liverpool(UOL)の授業は、モジュールといわれる単位で授業が構成されています。
モジュールというのは、毎週課題に対してレポートを出していくセットを12セット合わせたもののことをいいます。1モジュールに対して、12個レポートともうひとつ大きなレポートを出すことで単位を得られるようです。
UOLのオンラインコースではこういった仕組みを理解するために、1st モジュール(一番初めのモジュール)の前に8時間ほどのe-learningのコンテンツが用意されており、簡単なクイズもあります。
これらの進捗をチューターがすべて監視していて、締め切りが危なそうだと、「調子はどう?仕事が大変?」などと声をかけてくれます。
私はというと、8時間のオンラインコースは難なくこなしていました。そのままゆったりした気持ちで、9月の前半に遅い夏休みをとっていると、 休暇先(海外)で突然レポート課題が発表されてしまいました・・・。
「聞いてないよ!」(たぶん、向こうも「言ってないよ!今言ったよ!」という感じでしょう。)
夏休みを終え、9月12日に日本に帰国。9月20日が締め切りだったため、その後1週間かけてレポート課題をやり終えました。
この投稿では、8時間のe-learningについてのみご紹介します。レポート課題はまた次回。
8時間のe-learning
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まずは単位の構成
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1モジュール12単位×15セット=120単位 と 修士論文60単位 で卒業できることが説明されました。
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仕事や家庭事情により、モジュールごと飛ばして次の年にうけることも可能で、その手続き方法も事前に教えてくれます。
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アカデミック・ライティング
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アカデミック・ライティングに際して、どういうふうに取り組めばいいかのコンテンツがありました。
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Note、Plan、Focus、Ask、Fixの5つのステップでやれば大丈夫だよーと丁寧に解説してくれます。
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引用と参考文献
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UOLは、研究大学としてイギリスで名を馳せていることもあって、引用と参考文献にはかなりボリュームのあるコンテンツが提供されてました。
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引用と参考文献だけでなく、不正や見落としがないように生徒自身で気づくことができるツールの使い方も説明があります。
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研究
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アカデミック・ライティングと同じ要領で、研究(リサーチ)についても詳しい解説がありました。
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Understand、Identify、Locate、Asess、Utiliseの5つのステップで研究をすすめるのがUOL流みたいです。
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次は、レポート課題について書こうと思います。
ちゃお