お問い合わせをいただきました
授業だけでも修士号を取得できるマスターコースがあるのに、リヴァプール大学(リヴァ大)という研究が中心の大学の"修論が必須のコース"をなぜ選んだのか、、、と。
振り返ってみました
理由は、修士号を取る目的まで遡ります。
修士号を取得する目的は、以下のことを達成するための知識のスキルを身につけることです。
IT×医療で日本の医療業界をよくし、そのモデルやスキルをもって途上国の問題を解決することです。
医療業界で、最終的に人に医療を提供するのは、医療職の方々です。
彼らは、エビデンスに基づく医療行為を行い、世の中の健康状態を良い方向にしようとしています。
そんな医療職の方々と話ができるレベルになるために、
- 統計についてある程度理解できることを示したかった
- 示し方として、論文を一本書き上げたかった
というのが、修論のある修士課程を選んだ理由です。
実際、修論の準備を始めてみて
修論が必須のコースを選んでよかったと思います。
以下の能力をグーッと引き上げることができました。
- 下調べ・リサーチ
- 論理構成
- エビデンスの使い方
仕事でも、この3つすべてを気にかけて、1つの課題に取り組むことは滅多にありません。読解力、思考力、説明力を高めるとても良い機会です。
また、修論が前提でカリキュラムが組まれているため、必然的にライティングの課題が多くなります。そのおかげもあって、英語で文書を書く能力は格段に上がりましたし、語彙もかなり増えました。
まとめ
ただ学位が必要な人がいるのは理解できますが、
わたしとしては、専門知識を定着させることと、英語で読み書きのレベルをアップされることの2つの意味で、修論の必須のコースにして、よかったと思っています。
ちゃお!