ライフハッカーのこんな記事を見つけました。
テクノロジーによって、つまりオンラインの大学によって、教育のあり方はどう変わるかという話が書いてありました。6つのポイントが書いてあったので、私の実体験をもとにコメントしてみたいと思います。
1.大学はテクノロジーを利用して才能を発掘できるようになる
これは、途上国の学生が特に利益を被ると思っています。オンラインの大学は世界中から生徒を集めることが可能です。
たった今おこっているグループワークのクラスメイトも、ジンバブエ、セントルシア、カナダ、日本のチームでやっています。世界中から大学の理念やカリキュラムに賛同した人々が集まり、大学はそこから才能を見つけることができます。
オーラル・コミュニケーションが希薄な部分もありますが、大学は授業への参加と論文で評価されるも同然だと思いますので、大学にとって”優秀”なヒトを見つけるものそんなに難しくないと思います。
2.安価な教育テクノロジーが大学から学生を奪う
ここでいう大学、というのはすばらしい教育コンテンツを持ち合わせていない大学を指していると思います。
日本もそうですが、大学が余っている状態では、生徒が大学を選び放題です。その選択肢の中にオンラインの大学が加われば、世界中から自分にあった大学を選ぶことができるので、その土地に根ざした大学は、日本で言うなら国立大学だけで良くなるかもしれませんね。
3.奨学金は後日返済可能に
ちょっとよくわからないので、割愛w
4.学生はソフトスキルよりも実践的なスキルを望むように
オンラインの大学院の授業を受けて思うのですが、学士よりも修士を取得するためにオンライン教育を使うほうがよいかもしれません。
タイトルにもあるように、実践的スキルなら目的もはっきりしており、知識が体系化されていると思います(MBAなど)。反面、18〜22歳の間は大学で友人とディスカッションをしたり、教授とは人としてどういうヒトを肌で感じることが重要だと個人的には思います。
5.大学は拘束から解放される
これはそのとおりですね。好きな場所で、好きなだけ勉強できる。実際は結構ツライですが(自分を奮い立たせて勉強するのは)、最高だと思います。
6.未来の大学は大学っぽくない
これだけが、私はそうは思わないポイントです。大学とは勉学に励むところです。コーディングができればいい、とか、起業家精神があって社会の役に立てばいい、とかいうかもしれませんが、実際の行動と勉学は違うと思います。
ベンチャー企業だって、大企業の出身者を上場の前後で雇ったりするように、学生として考える力が十分でない人にとって体系立って学習することはとても大切です。
加えて、学びのレベルが上がるほど自主性がとても重要になってきます。自ら勉強しないと、なにも身につきません。
最後に
オンラインの大学院が2つ目のModuleになりました。先生も変わり心機一転です。
ぶっちゃけ、どんどん英語のレベルはあがるし、課題で求められるアウトプットは高くなる一方です。これは、通いの大学院だろうが、オンラインだろうが、変わらないと思っています。結局やるか、やらないかです。
やっちゃえ。