ひとつ前の投稿で、なぜ私が公衆衛生(MPH)を勉強しようと思ったかを長々と書かせていただきましたが、今回は、本題の「なぜオンラインで、MPHの修士号を取ろうと思ったか」について書いていきます。
TOEFLとGMAT
これが一番大きな理由かもしれませんが、TOEFLとGMATに人生の時間を使いたくなかったことが挙げられます。
留学した人から話を聞いたり、留学体験記を読むと、入学して授業が開始する2年前くらいから準備を始めていることがわかりました。たいていの人は、塾に入り、
・TOEFLで90ー100点を目指す
・GRE、GMATの得点を取る
・学校を選定して、エッセイを書く(エッセイの指導もある)← ここまでで1年はかかります。
といった具合です。
僕の場合、MPHを勉強したいという明確な想いがあったため、言い方が悪いですが、このすべてのプロセスが面倒だと感じていました。そこで、効率的なことはないかと考えているとオンラインで勉強すればいいのでは?という結論になりました。
私が入学する、University of Liverpoolは、ヨーロッパ最大のオンライン大学院で英国名門大学研究組織のRussel Groupのメンバーであったため信頼できる大学でした。TOEFLの必要な点数は88点でした。
以前から留学を目指してた私は、近くの大学の生涯学習センターでアカデミックライティングの授業を受けたりし、TOEFLも77点持っていたりしたので、
「無理なく仕事をしながら、学べるのはここしかない!」と考え、オンライン留学を決意しました。
チューターが丁寧
オンラインで留学するのは不安も大きかったので、留学を決意してすぐに大学院の事務局に連絡しました。この時点では5つほどの有名なオンライン大学院を調べて問い合わせをしました。
チューターがなによりも丁寧だったのは、University of Liverpoolでした。登録すれば、担当者がついてくれ、TOEFL77点の僕に、丁寧に願書を出すまでの順序を説明してくれました。
TOEFLで見事88点をとり、次はエッセイを書くぞ!という段階になって、オンラインの強みはさらに出ました。
エッセイをドラフトの段階から、チューターが添削してくれるのです。ストーリーにこういう具体例を入れたほうがいい、とか、この例よりももっと現場よりの例はないの?など的確なアドバイスをもらいながら、エッセイを書き上げました。
清書を書いた後、最後チューターにグラマーチェックとスペリングチェックまでしてもらい、無事に願書を提出することができました。
ちなみに留学を決意したのが、2015年4月、TOEFLが88点を超えたのが2015年6月、願書を7月にかき、7月下旬には合格通知をいただくというスピード感のあるプロセスでした。
海外に留学するのはなく、働くのが目的
近くの大学でアカデミックライティングを勉強したり、TOEFLを受けてみていたりと海外に興味がある私ですが、留学を機に海外に行くのは違うのでは?と思うようになりました。
私は、世界で活躍できるビジネスマンになりたいのであって、世界の大学院で実績をあげることが目的ではありません。多くの人は、海外の大学院に留学したのちは、日本に帰ってきて安定した仕事を送る人が多いかと思います。私は反対に、オンライン大学院で得た知識とスキルで世界に羽ばたきたいと思いました。
学生生活で貯蓄をげずりながら海外で生活するのは精神的も厳しいと思っています。日本で仕事を続けることでキャッシュフローを滞らせることなく、海外にスイッチしても収入を得続けることが大切だと思い、日本でのオンライン学習を選びました。
さいごに
長々と書きましたが、効率的に願書を出し、適切なフォローも受けられ、収入も維持できる意味で、オンライン留学はとても自分向きだったというわけです。
次は、いかにしてTOEFLの必要最低点を攻略したかを書いていきます。
(このブログは、大学院合格のためのTOEFL勉強法ブログではありませんので、あしからず。)
ちゃお